World Beer Cup 2014 Results

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Craft Brewers Conference。

ビールを学ぶための業界人向けのイベントです。

 

毎年開催都市は変わるのですが、今年はコロラド州デンバー。

ちょうど今週1週間行われていました。

 

内容はというと、いろんなジャンルのセミナーを受講したり、トレードショーが開催されていたり、地元のブルワリーツアーが開催されていたりします。

 

デビルのオーナーたちも参加しています。

 

そして、このCBCと並行して2年に1度開催されるのがWorld Beer Cup。

ビール界のワールドカップの異名を持つ世界最大規模のビアコンペティションです。

 

今年はというと、60か国1400の醸造所から、4900銘柄以上がエントリーされました。

とんでもない数字。。。

 

審査側も32か国から220人が一同に集って開かれています。

 

なんでそんなに多いの???

 

といいますと、ビールの審査、と一口に言っても、そのスタイルは多種多様。

 

各スタイルごとに部門を設けて、そのカテゴリーの中での金銀銅を決めるのがこの審査会なのです。

毎年どんどん細分化されカテゴリーは増えているのですが、今年は94カテゴリー。

そこから金銀銅を選ぶので、メダルの総数は270個になります。

 

さて、そんなWBC。

 

結果が気になるところですね。

 

もちろん日本ですよね。

 

なんと!!

 

3部門でのメダル獲得!!

 

わーーーーー

 

C28 International-style Lager – 89 entries : Asahi Super Dry / Gold

C44 American Style Amber Lager – 34 entries : COEDO Kyara / Silver

C50 South German Style Hefeweiss – 78 entries : Fujizakurakogen Weizen / Silver

 

んん!?!?

と思った方、なかなか鋭いですね。

そう、大手も出品してたりするんです。

なんだかんだ言って同じビールですからね。

 

けっこうクラフト主体のコンペでも大手が出ていることは多いです。

特にライトラガー系のカテゴリーは基本的に大手が強いですね。

 

ともかく、コエド&富士桜おめでとございます!!!

 

いやー、快挙です。

めでたい。

しかし、2年後はソチ五輪みたく日本勢のメダルラッシュを期待したいところですね。

 

さて、続きまして日本に入ってきている、皆さんもよくご存じのブルワリーたちをインポーター別で見ていきましょう。

・ナガノトレーディング

WBC Champion Brewery, Mid-size / Coronado Brewing

C12 Session Beer – 40 entries : Lagunitas Day Time Ale / Gold

C20 Wood-and Barrel-Aged Beer – 40 Entries : Left Coast Barrel Aged Scottish / Silver

C24 Aged Beer- 14 Entries : Ballast Point Aged Navigator Doppelbock / Blonze

C46 Australasian-Style Pale Ale or International- Style Pale Ale – 33 Entries : Ballast Point Sculpin IPA / Gold

C86 American-Style Strong Pale Ale – 97 Entries : Coronado Islander IPA / Gold

C89 American-Style Amber/ Red Ale – 90 Entries : Pizza Port Bressi Ranch Shark Bite / Silver

・AQ ベボリューション

C67 Ordinary or Special Bitter – 37 Entries : Left Hand Sawtooth Ale / Gold

C74 Robust Porter – 75 Entries : Heretic Shallow Grave/ Blonze

・エバーグリーン

C37 European-Style Dark/ Munchener Dunkel – 34 Entries : Chuckanut Dunkel / Silver

C63 Belgian-Style Dark Strong Ale – 44 Entries : Airways 3rd Anniversary / Silver

・えぞビール

C84 Golden or Blonde Ale – 67 Entries : Madriver Steelhead Extra Pale Ale / Blonze

・ビアキャッツ

C69 Extra Special Bitter – 57 Entries : Elysian The Wise ESB / Blonze

 

はい、というような感じでございます。

こうしてみるとやはりナガノトレーディングの入れるカリフォルニア勢の勢いがすごいのがよくわかります。

コロナドにいたってはミドルサイズブルワリーの頂点に選ばれるという快挙。

 

一部日本には入ってきていない銘柄もありますが、これだけの受賞ビールを日本で飲めるというこの現状。

すごくないですか??

 

ビールを飲むのに恵まれた環境にあるのかもな、ということがよくわかっていただけたかと思います。

 

ちなみに、上記のカテゴリーを見てみると、ペールエールなのにゴールデンエール部門だったりIPAだけどペールエール、しかもオーストラリアン?みたいな、よくわからない状況をよくみかけますね。

 

基本的にビールがIPAかペールエールか、を区別しているのはブルワリーがなんと言っているのか、が一番大きな要因となっています。

7%あって尋常じゃない苦さにもかかわらずブルワリー側がペールエールといえばIPAではなくペールエールになるということです。

 

しかし、審査をするうえで必要なのは”基準”なのですが、これはスタイルガイドラインというものにまとめられています。

アメリカンペールエールとは、苦味の数値はこの範囲内、色の数値はこの範囲内、アルコール度数はこの範囲内、こういうフレーバーでなければならない、こういうフレーバーがあってはいけない、などなど。

いろいろな基準が定められています。

審査会はこのスタイルガイドラインを基準にして審査を行うわけです。

出品するビールがいくらおいしくても、色の違いやアルコール度数などが範囲外だったりすると、それが減点対象となってしまいます。

それを防ぐためにも、出品するブルワリー側がきちんとガイドラインに沿ったスタイルに応募する必要がある、ということなのです。

なんだかややこしいですねw

年々新しいスタイルのビールが生まれ、いろいろなところで認知され造られるようになるたびに審査するカテゴリーは増えていきます。

最近なんかだと、セッションビールとかは顕著ですよね。

 

しかしこのように見ていくと、日々クラフトビールの多種多様性は増し、進化しているんだなあと感慨深いものがあります。

 

これだから、ビールはやめられませんなww

 

また再来年、どのようにシーンは変化し、日本の活躍が見られるのか、非常に楽しみですね。

 

 

本日開栓は8樽

サウンド ウルズススペレウス

バラストポイント スカルピンIPA

コロナド ホッピーデイズ ベルジャンIPA

エピック サワーアップルセゾン

横浜ビール ヴァイツェン

ロコビア ユナイトペールエール

ひでじ 日向夏ラガー

鬼伝説 金鬼ペールエール・リアルSP ver

 

タイムリーに金賞受賞のスカルピンと中規模醸造所チャンピオンのコロナドの限定ベルジャンIPA、ホッピーデイズが開栓!!!

 

 

本日も皆様のご来店をお待ちしております!